統合医療を実現したい婦人科病院を募集中
 元気堂では中国レディースクリニックと同様に日本の婦人科病院と連携し、統合医療の婦人科を実現させていきたいと思っています。
 お取合せをお待ちしております。
 電話番号:042-338-0880
 メール:fudayp@yahoo.co.jp
 
    元気堂医療グループの現状
 
 現在、中国では、中日友好病院(総合病院)があり統合医療を行っています。統合医療を行なっている科目は整形外科、内科、ガン科、肛門科、婦人科等があり、元気堂は婦人科の統合医療分野を取り組み、研究を続け臨床を行っています。、さらにその他の総合病院での臨床経験を合わせて独自の元気堂式の婦人科統合医療を行っています。中国の元気堂レディースクリニックでは、東洋医学と西洋医学を併用し、婦人科、特に不妊・不育症(習慣性流産)は他の病院では改善出来なかった沢山の成功症例があり、お喜びの声を頂く事が出来ました。現在の所、日本の元気堂治療院は東洋医学のみの施術を行っています。豊富な経験を持ち、不妊・不育・婦人科疾患を治療し、今日までご好評を頂く事ができました。 日本の婦人科病院の先生方! 力を合わせ、元気堂の中日婦人科病院連携の基盤の上に、地域の中で唯一の統合医療婦人科病院を作りませんか?多くの皆様へ医療からの貢献をして行きたい所存です。ご賛同の上、元気堂と連携して頂ける病院をお待ちしております。
 ㊟一つの地域に対して、一つの病院だけを限定します。例えば:渋谷区は一つの病院だけを連携するという原則があり、ご理解をお願い致しております。
 
    中国の統合医療(中西医結合医療)の起源
 
 ~西洋医学の伝来~
 16世紀末か17世初め頃、西洋医学が他の科学知識とともに中国に伝わりました。19世紀になると、西洋科学的医学は飛躍的に発展していきます。
 それと同時に、19世紀は西洋文化が東に移入する世紀でもあり、中国では
いち早く西洋医学が伝来し、大都会を拠点に全国的な規模に発展します。知識や分野における西洋医学の存在感が大きくなり、 中国社会に定着しつつありました。
 
~中医学への批判~  
 中医学分野では西洋医学を兼ねてから研究する人はいたものの、西洋医学の後ろ盾となっている科学研究の力と制度に対する理解はきわめて乏しく、中医学は絶えず西洋医学からの批判をうけていました。
 20世紀に入ると、西洋医学が更に発展し、中医学の存在価値を否定するような風潮は益々強くなる一方でした。更に海外から帰国した留学生達により新しい理念と技術が広がっていくことで、西洋医学を受け入れる事に対しての壁は低く、より良い環境となっていきます。
1910年~1920年には、中国の社会で「中医学廃止論」が流行し一時は政府からの支持もあったほどです。
 
~新しい道筋~
そんな中、西洋医学と中医学の間でバランスをとりつつ中医学の存続を図ろうと、研究を行う者も現れます。西洋医学が日進月歩な発展を遂げていく中で、中医学が時代遅れにならずに、進んだ科学技術と西洋医学の知識をいかにして吸収するかは近代における新しい道を開拓するためのカギでした。
 中医学と西洋医学の両陣営の激論や垣根も無視して、古代の方法にこだわらず臨床実験を行い、中医学の発展および西洋医学との相互補完のため研究が進んでいきます。
 そして多くの臨床経験の基、中医学と西洋医学の診断方法と理念が取り入れられます。例えば、西洋薬に対しても、西洋薬学の化学薬理を尊重すると同時に、中医学の弁証的な理念を付け加えることにより西洋薬の役割を表します。このような実践は中医学と西洋医学が相互に補うという全く新しい発想を示しました。
 
~新たな一歩~
そういった動きを踏まえて政府も動き出しました。
1936年に、当時の国民政府は正式 に『中医条例』を公布します。それは、南京政府が制定した中医学に関係する最初の法規でした。
 
1949年に、中華人民共和国が成立した後には、医療衛生部門が進める主な政策で中医学を科学化するという政策がありましたが、無理やりに西洋医学者に変えさせられるような政策で上手くは行きませんでした。
このよう な意味での「科学化」は中医学廃止と等しく、中医学と西洋医学の融合の発展には相反するものでした。
 
1954年政府は今までの教訓を踏まえて、新しい中医学に関する政策を実施し、 「中医学を科学化する」という言い方を「科学的な態度で中医学を見る」に取り換えたとともに、それに呼応して、中医学と西洋医学との結び付きを呼びかけました。そこにはあの有名な毛沢東も関わっていました。
彼は、「中医学を重視し、中医学を学び、中医学を研究し、整理し、それを さらに発展させるのは、われわれ祖国が全人類に貢献する偉大な事業の一つである」
「西洋の近代科学 で中国の伝統医学の規律を研究し、中国の新しい医学を発展させなければならない」
「中国の医薬学は偉大な宝庫であり、それを発掘し、高める努力を しなければならない」等、強く呼びかけました。
 
以上のような経緯を背景に、中西医結合医学の研究と実践は本格的に行われるようになり、 中国における新しい医学の開拓がスタートしました。 
 
 
    中国の統合医療(中西医結合医療)の実践
 
中西医結合医学の提唱は、中国をめぐる政治情勢とも関連性がありました。
当時、成立したばかりの新中国は、決して恵まれた環境になく、東西の冷戦構造が明らかになった戦後体制の下で、社会主義陣営に加入した中国としては、建国の当初から西側の封じ込め政策に、直面せざるを得なかったのです。
後の朝鮮戦争における中米対立は、このような情勢をさらに険悪なものにしました。
一方、社会主義陣営の一員になったものの、民族の独立をようやく実現した中国は、「独立自主・自力更生」の精神で独自の道を歩もうとしました。
そのために、中国本来のものを大切にし、発掘し、発展させることが重要視されました。中医学の重視と中西医結合医学の提唱も、そうした流れの中の一環であり、民族医学の振興を目指すものであったことが考えられます。
 
 
人民中国が成立後の中西医結合医学の研究と実践は、大体四つの段階を経てきました。
第一段階として、衛生部(日本の厚生労働省 にあたる)は、全国1期目の西洋医学者の中医学学習研修を行いました。
その後、毛沢東は「中医学と西洋医学が互いに学びあう」ことについて重要な指示を行い、中国医療事業の指針を示しました。
それを受け、 全国各地に相次いで「西洋医学者が中医学を学ぶ」研修班を作り、中西医結合医学の研究を行う人材を育成しました。
 
第二段階は、臨床と実験の研究を始める段階でありました。
① 中医学を学ぶ西洋医学者たちは、中西医結合医学の臨床研究を切り開こ   
   うとしました。
   例えば、外科、整形外科、内科、産婦人科、小児科、眼科、皮膚科、精神  
   科などのいずれも弁病(異なる病気に対する治療原則の確定)弁証(中
   医学の診断方法:病人の複雑な症状を分析・総合し、いかなる性質の証
   〈証候〉かを判断すること。さらに中医学の治療原則にもとづいて、治療方
   法を確定するのが「施治」 である)の関連性弁証的な規律弁証的な基
   準および弁証的な治療を行い、同病異治(同じ疾病でも、病人の身体の
   反応の相違により、現れる「証」〈証候〉も異なるから、治療法も異なる)
   異病同治(数種の疾病が、ともに同じ性質の「証」を持っている場合には、
   同一の方法で治療する)などの研究
② 針麻酔の臨床研究
③ 中薬の処方の臨床応用の研究
 中薬の現代的薬理および生物化学の研究
⑤ 新しい処方の研究
⑥ 舌象と舌診断(中医学診断方法の一種。主として舌苔と舌質の形態色つ 
   や乾湿などを観察し、病変の性質病邪の所在の浅深病情の虚実など  
   を識別する)の研究
⑦ 脈象脈診断器材の研究
 動物実験などの研究
⑨ 中西医結合の大学院教育の実施
 
第三段階は、臨床と基礎研究がさらなる発展を遂げました。
 現代科学技術の方法で、臨床と実験を結びつけ、系統的な研究を行う
 マクロ弁証的な治療とミクロ弁証的治療を結びつけての研究が、さらに規
   範化され、深まった。
 中薬の新しい方剤(治療原則に基づき、様々の薬物を適量ずつ組み合わせ
   て混ぜ、これを中成薬(固定処方の既製品)に作り上げ、医療や予防に
   使用する)の開発と剤型の改革と開拓の研究
 中西医結合医療に関する基礎理論の研究は、絶えず新しい理論と観点、概
   念が出されたこと(例えば、「生理的腎虚」、「病理的腎虚」、 「潜隠症」、
   「ミクロ弁証」、「急性虚症」など)
 中国中西医結合学会が成立するとともに、雑誌も創刊され、学術交流と学
   術の発展が促進
 国務院学位委員会は、中西医結合医学学科に修士と博士課程の大学院を 
   設立
 中西医結合医学の病院と研究所などが、創立
 
第四段階は、中西医結合医学が発展した段階と言われています。
① 中国の医学部の学科の中でも、特に「中西医結合医学」学科が注目され
   る。また、国家教育委員会は、中国の有名な医科大学(天津医科大学、上
   海医科大学)の中に中西医結合医学学科を設置した。
 「中西医結合医学」の概念と定義が明確化になる。長年の模索と議論の
   中で、中西医結合医学に関する概念と定義も医学界の間に徐々に明らか 
   になってきた。それは、すなわち、中医学と西洋医学の理論と方法を総合
   的に使い、人体構造と功能の関係、人体と環境(自然と社会)の関係などを
   研究し、人類の健康、疾病および生命の問題を探索し、解決する科学であ
   るということである。
 中西医結合医学の各科の専門著書が、相次いで出版された。
④ 中西医結合医学の学科と学部が、多くの医学大学で設置。
 五年生用と七年生用の中西医結合医学の教材も編集、出版された。
 中西医結合医学の専門家と学者の中から、中国科学院の研究員に選抜さ
   れるか、中国工学院院士になった人も続出。
以上のことは中国における中西医結合医学の誕生を示したが、それに至るまで350年あまりの探索と研究の歳月を経ていました。
 
中西医結合医学の方式と方法として、主に次のようなことが含まれています。
① 疾病を診察する時に、「」と「の結合や治療を行う時の総合的協調お 
   よび理論上の相互利用をする。
   「」と「」の結合とは、西洋医学の診断方法で病名を確定するとともに、
   中医学的な「弁証」を行い、病気の類型と程度を判断する。
   二つの異なる医学の角度から、疾病を診断し病気の原因局部の病理 
   の変化を重視する一方、病気の過程における全体的な反応動的変化
   考えることにより、治療を指導することができる。
   総合的協調とは、治療の各段階において中医学と西洋医学のそれぞれの
   理論で各自のベストの療法を選び、中薬プラス西洋薬の安易な投与方法
   ではなく、合理的に組み合わせ、互いに補い合うことで、 り高い治療効
   果を目指すこと。
   理論上の相互利用とは、異なる需要によって、中医学理論による治療の
   導に重点を置くか、西洋医学の理論による治療の指導に重点を置くか、
   あるいは中西医結合によりできた新しい理論による治療の指導に重点
   置くかを指すもの。
  中西医の診察方法の研究を通じて結合を行う。
   主に西洋医学と現代科学の方法で、中医学の「四診」(望診、聞診、問診、
   脈診を指す) を研究するか、新しい診察方法を作ることである。もっとも多く
   行われているのは「経絡診察法」、「脈診察法」、「舌診察法」である。
   経絡診察法は、中医学の経絡診断による所見西洋医学の診断を結び
   つけ、連性の研究を通じて耳ツボ診断法と経絡診断法を作ることであ  
   る。
   脈診察法は、各種の脈象診察器具により、医師が脈を診るときの指の感
   覚を画像、曲線、数字などの客観的なデータで表す。
   舌診察法は、舌象診察器具で見た舌のこけなどの変化を、病理形態学
   細胞学生物化学血液流変学光学などの方法で客観的に反映する。
   また、脈象と舌象に対し、中医学の診断とともに、病理生理学生物化
   学微生物学免疫学血液動力学などの多方面から病気の原因とメカ
   ニズムの研究を行う。
   この研究は中医学の「四診」の医療器材化と規範化と客観性の実現にプ
   ラスになると見られている。
 ③ 中医学の治療法と治療原則を研究することにより結合を行う。
   主に、活血化瘀血清熱解毒通理攻下補気養血扶正固本などの中
   医学独特な治療原則の研究に集中している。方法としては、治療効果を評
   価する上に、処方する規則をはっきりさせ、処方薬をふるい分け、 さらに
   以上の治療原則に適用する処方薬に対 し、薬理の役割成分調合方法
   のメカニズムの実験的研究を行う上に、実験による結果認識を臨床の実
   践で検証を行う。
 ④ 中医学の基礎理論に対する研究を通じて結合を行う。中医学の基礎理論
   は内容が豊富で、 西洋医学の理論と全く異なるのもある。
   今まで、西洋医学の角度から陰陽説臓象説(「」 とは臓腑のことで、
   「」とは人体の臓腑の正常機能と、病理変化が発生した時、外に現れる
   徴候を指す)、血説および「」に関する研究などをしたことがあるが、そ
   の方法として、 臨床を根拠として研究対象の特徴を確立し、その後、中医
   学の理論の動物生理モデルあるいは動物病理のモデルをつくることにより
   中西医学理論における結びつきのところを探すのである。
 ⑤ 方剤薬物に対する研究により結合を行う。
   西洋医学の理論と方法で伝統的な方剤の役割を説明する。
   その特徴として医療と投薬の結合臨床と実験の結合単味の中薬の研 
   究と複方の中薬の研究の結合を行うことである。
 ⑥ 針灸および経絡の研究を通じて結合を行う。
   大体5つの内容が含まれる。
   ⓐ 針灸を西洋医学の臨床の各科に用い、治療した疾患はすでに300種
      あまりに達している。
   ⓑ 伝統的な針刺の技術と西洋医学理論・方法との結び付きにより、頭部
      皮膚針耳針電気針レーザ針ツボ注射方法などを作り出した。
   ⓒ 生理学、生理化学、微生物学および免疫学の方法で、人体の各系統
      に対する針灸の役割のメカニズムを研究し、針灸のために現代科学
      の根拠を提供する。
   ⓓ 針麻酔の臨床応用針刺鎮痛の原理に対する研究を通じて結合を行
      う。
   ⓔ 中医学と西洋医学の理論を融合し、現代の実験方法と科学的抽象方
      法で経絡のメカニズムを研究する。
      また、経絡と針灸の役割の原理を研究する新 しい学科―実験針灸学
      は、すでに中医学と西洋医学の結合の過程において徐々に形成され
      つつある。
 
 中国の元気堂レディースクリニックでは中西医結合(統合)医療で不妊・不育を治療現状
  不妊・不育症の治療は原因によって次の二つの種類に分類しております。
1、原因が分かる不妊・不育症は、西洋医学の治療を中心し、東洋医学(中医)はサポートする。例えば:ある促排卵剤の副作用として、子宮内膜が薄くなるため、着床しにくい。この際に、東洋医学を使い、子宮内膜を正常値に早く回復させることができる。
2、原因不明(男性不妊の原因不明:60%以上、女性不妊の原因不明:30%以上、女性不育の原因不明:60%以上)の不妊・不育症は、東洋医学の治療を中心し、西洋医学でサポートする。例えば:東洋医学式タイミング療法をする際、西洋医学の超音波を使い、卵胞と子宮内膜を観測する。